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トルコ周遊の旅(2006年10月)

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こんにちわ。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

過去の海外添乗の記録を粛々と綴っていますが、今回はトルコです。人生初の添乗業務がトルコということで、出発前はかなり不安だったことを今でも覚えています。

 

トルコは何度訪ねても面白い観光地です。ホテルも快適、食事も口に合う、治安も比較的良いです。観光地についても、イスラム建築、ローマ遺跡、自然遺産等、変化に富んでいて飽きずに観光地を周ることができます。

 以下、現地事情詳細です。

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1日目 成田~イスタンブール

成田からイスタンブールへ。到着後ガイドと合流し空港近くのホテルにチェックイン。

               (イスタンブール:ラディソンSAS・エアポート泊)

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2日目 イスタンブール~アンカラ~カッパドキア

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朝、国内線に乗り、トルコの首都アンカラへ。昼食を食べた後市内観光。アタチュルク廟へ。アタチュルク廟とはトルコ建国の父ムスタファ・ケマル・アタチュルクの霊廟です。アタチュルクは政教分離、デノミゼーション、トルコ語のアルファベット表記等現代トルコの基礎を作った人物で国民から今でも尊敬されています。

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アタチュルク廟の衛兵さんです。ボックスの中に待機していますがまったく動きません。瞬きは注意深く見ているとしていますが。動かないっていうのもとても大変ですよね。時間帯によっては衛兵交代が見られる場合もあります。

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アタチュルク廟見学後は敷地内にあるカフェにてトルコ式コーヒーを賞味。濃い、そして飲み口がざらざら。それもそのはず、トルコ人はコーヒーの粉末をお湯で煮だし大量の砂糖を入れてフィルターで濾さずに飲むのです。慣れたらおいしいかも。

 

 その後アナトリア考古学博物館でアナトリア地区から出土した旧石器時代からギリシャ・ローマ時代の出土品を見学しトルコ共和国の起源を学びました。

 

その後、トゥズ湖経由でカッパドキアへ。

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塩湖トゥズ湖では、湖がピンク色に染まる貴重な自然現象を見ることができました。

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約3時間半の移動でようやく世界遺産カッパドキアに到着!カッパドキアとは馬の王国という意味があるそうです。写真は写真スポット、ウチヒサルと呼ばれる岩の要塞。

 
宿泊はカッパドキア地方特有の洞窟風ホテルです。ゼルベの谷に位置しています。部屋の壁を注意深くみると洞窟を掘り出してつくられたことがわかります。

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洞窟と言われ最初はどんなところか緊張しましたが、内装は洞窟らしい雰囲気を残しつつも、清潔感もあり快適でした。食事、サービス等全て最高クラスで素晴らしかったです!

                      (カッパドキア:アタマンホテル泊)

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3日目 カッパドキア

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早朝希望者と共にカッパドキアの気球ツアーへ。(当時は旅行会社として朝の気球旅行にご案内が許されている古き良き時代でした)

少し肌寒いですが上空からのカッパドキアの景色は絶景です。朝ホテルに専用車が迎えに来て気球会社に行き予約の確認を得て専用車で気球がスタンバイしている場所に移動するというシステムです。所要時間は約2時間でした。

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素敵!という言葉しかでない。これは朝早くに起きる価値があります。

 

気球の旅が無事終わると、パイロットがシャンパンをふるまってくれます。シャンパン以外にもクッキー、サンドイッチ、ケーキ等の軽食やコーヒー、紅茶も用意してくれました。これも含み気球ツアーの総額は日本円で約20,000円です。高いけど価値はあります。

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それでは一度ホテルに戻り休憩です。

ホテルにて朝食をとり準備を済ませいざカッパドキアの観光へ!まずはギョレメ聖堂群へ。

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リンゴ教会、蛇の教会、食堂、そしてハイライトの暗闇の教会という順番で見学しました。綺麗なキリストのフレスコ画などが印象的でした。

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ギョレメ聖堂群見学後、バスに戻る途中、トルコアイスのお店がありました。トルコアイスは伸びますよね!サーレップと呼ばれるラン科の植物の根からつくられた粉が原因で暑い夏でもアイスが溶けにくいようにという、トルコ人ならではの工夫のようです。

 

その後、カイマクルの地下都市へ

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とても狭く天井が低い、当時キリスト教徒がイスラム勢力から隠れて暮らしていたというカイマクルですが、例えるならまさにアリの巣です。腰が悪い人は悪いことは言いません、見学をギブアップしましょう・・・ずっと屈んでいないと前に進めません・・・

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その後、地元の民家見学。

カッパドキア地方では今でも奇岩を掘り出し住居にした家に住んでいる人たちがいます。今回は住居の内部を見せてもらいましたが、キッチン、トイレ、寝室、リビングがありテレビ、電話もあり普通の家にあるものは全てありました。すごいですね。

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民家の見学後は、ゼルベの谷等写真スポットに立ち寄りカッパドキアの奇岩群を見学しました。

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実は写真のようにおもしろい岩もあるんです。ラクダに見えることからラクダ岩と呼ばれています。

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それにしても自然にできたというから不思議。

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トルコ絨毯の工場見学をしてホテルに戻りました。

                              (カッパドキア泊)

4日目 カッパドキア~コンヤ

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午前、カッパドキア地方のアヴァノスの陶器工房へ。アルベルト・アインシュタインによく似た先生が陶器作製の実演をしてくれました。上質の土からできる陶器はお土産にも最適。お皿等のいろいろな陶器が販売していました。写真はワインを入れるための陶器とのこと。おもしろい。

 

カッパドキア地方はトルコ絨毯生産でも有名です。大きい工場があり見学をさせてもらうことになりました。若い女性が真剣なまなざしで仕事に勤しんでいます。100%手作業とのこと。トルコ絨毯はその品質の高さ、高級さで知られています。

 

その後、シルクロードを通り一路コンヤへ。コンヤへの途中、隊商宿の一つキャラバンサライを見学しました。

 

コンヤではインジェミナーレ神学校、メブラーナ博物館を見学しコンヤのホテルへチェックイン。

          (コンヤ:グランドホテル・コンヤ(旧ホテル・リクソス泊))

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5日目 コンヤ~アフィヨン

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古都コンヤから温泉保養地があるアフィヨンへ向かいました。アフィヨンとはトルコ語で芥子の意味。名物は芥子の実とはちみつをたっぷりかけたヨーグルトです。濃厚でとてもおいしかった。ヨーグルトの発祥は実はブルガリアではなくトルコなのです。

                         (アフィヨン:オルコグル泊)

6日目 アフィヨン~パムッカレ~イズミール

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 朝、ホテルを出発し石灰棚の景観で知られるパムッカレへ。パムッカレでは写真の石灰棚はもちろんのこと、ヘレニズム時代に建てられた都市遺跡ヒエラポリスを見学しました。

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その後、イズミールへ移動。ホテルにチェックイン。

                      (イズミール:アネモン・フェア泊)

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7日目 イズミール(エフェソス観光)

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まずは聖母マリアの家へ。教会と共に泉があり、体・心・金の幸運を願ったり、善行を約束する札所みたいなところがあったりと信仰に溢れていました。

その後、グレコ・ローマンのエフェソス遺跡へ。

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 世界遺産エフェソスの遺跡を見学です。エフェソスは紀元前11世紀にイオニア(古代ギリシャ)人により建設されました。広大な敷地内を約2時間かけて散策。

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エフェソスの大劇場です。有名なケルスス図書館からマーブル通りを辿ると、大劇場に着きます。またここからは、マーブル通りに直角に港まで、アルカディアン通り(港通り)が続きます。大劇場は保存状態も良く、音響効果も良さそう。

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 古代ローマ時代の公衆水洗トイレです。このほかにも劇場跡、神殿跡、娼婦の館等を見学しました。遺跡の近くにあるエフェソス博物館の見学もできたので、エフェソスに対しての理解が深まりました。

                               (イズミール泊)

8日目 イズミール~ベルガマ~トロイ~チャナッカレ

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早朝、ホテルを出発し一路ベルガモン王国時代より発展するベルガマへ。そこではギリシャ都市遺跡で高台に建つアクロポリスを見学。高低差を利用した水道橋で水を確保し、神殿や図書館、また上の写真の急斜面に造られた劇場跡等が印象的でした。

 

その後、アスクレピオンに移動し、古代の医療センター(精神病)の跡地を散策しました。見学後に近くのレストランで昼食をとりトロイに向けて移動となりました。

 

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写真はトロイの木馬伝説のモデル、トロイの木馬です。人工的につくられたもので遺跡のシンボルとなっています。トロイは何度も民族の侵略の歴史により破壊と再生が繰り返され、9層にもなる都市遺跡です。遺跡自体の保存状態はあまり良くないため、ガイドの説明がなければ、何を見ているのかわからないような遺跡です。

 

ちなみに参考までに以下が遺跡の一部。時代(層)によって石の色や形、材質が違うことがわかります。また街が徐々に拡張されていった様子が良くわかりました。

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その後ダーダネルス海峡を見渡すチャナッカレのホテルでの宿泊となりました。

                       (チャナッカレ:コリンホテル泊)

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9日目 チャナッカレ~ブルサ~イスタンブール

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朝ホテルを出発し、オスマン朝時代の都だったブルサへ。写真はシルクバザールです。

ウルモスク、緑のタイルとステンドグラスが綺麗なイッシェルジャーミーを見学し昼食はブルサにて。

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写真はブルサ名物のイスケンデルケバブです。香辛料が効いたドネルケバブのスライスにたっぷりのヨーグルトが添えられ食べる前に熱々の焦がしバターがかけられます。

 

イスケンデルケバブのイスケンデルはアレキサンダーのトルコ語発音で、料理の発明者イスケンデル・エフェンディ氏の名前から来ているという説が有力ですが、かのアレキサンダー大王も好んで食べたケバブだったことからイスケンデルケバブと名付けられたという説もあります。

 

ブルサ見学後、ヨーロッパとアジアを結ぶイスタンブールに向け移動です。フェリーに乗ったりボスポラス橋をバスで渡ったりしました。そしてイスタンブール到着後、ブランドバザールへ。グランドバザールにて買い物をし、ホテルにチェックイン。

                        (イスタンブール:アネモン泊)

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10日目 チャナッカレ~ブルサ~イスタンブール

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午前、まずはドルマバフチェ宮殿へ。内部の写真撮影は認められていないのでご紹介できませんが、内部は豪華絢爛としか言いようのない素晴らしい内装、調度品でした。

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その後、イスラム教とキリスト教が共存した建物で内部のモザイクがが素晴らしいアヤソフィアを見学しました。

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アヤソフィア内のモザイク画。素晴らしいです!

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その後、400年の間オスマン朝時代の居城として使われたトプカプ宮殿を見学しました。写真はハレムです。宮殿内の宝物殿等、見ごたえのある観光地でした。

 

トプカプ宮殿の見学後は、市内で昼食をとり軍事博物館で軍楽隊の演奏と武器の見学を楽しみ、その後ホテルに戻りました。夕食後には、ベリーダンスのショーを見に行きました。

                             (イスタンブール泊)

11日目 イスタンブール

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午前、自由行動日だったため、希望のお客様と一緒にタクシム広場、ガラタ橋、スパイスバザール等を訪ねました。ガラタ橋では名物サバサンドを紹介し皆で試食。うまい!

 

市内レストンで昼食後、午後はブルーモスクの見学を楽しみます。オスマン朝最高傑作と謳われる均衡のとれた建築は素晴らしいものでした。

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その後、ボスポラス海峡クルーズへ。要塞跡のルメリヒサルが印象的でした。

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                              (イスタンブール泊)

12日目、13日目 イスタンブール

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再び自由行動の日でした。ご希望のお客様と一緒にオリエント急行の終着駅シルケジ駅を訪ねたり、路面電車トラムに乗ったり世界一短い地下鉄チュネルに乗ったりと街歩きを楽しみました。その後、ペラパレスにてアガサクリスティーの滞在した部屋を見学しました。昼食はイスティクラール通りの魚市場で新鮮なムール貝を食べました。

 

その後、ホテルに戻り空港へ。一路帰国の途へ