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バルト三国街歩きの旅(2008年9月)

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こんにちわ。もと海外旅行添乗員&公立高校の英語教諭で、現在は英語を使う仕事で生活をしているゆういち(@lifeasaguide93)です。

 

過去の海外添乗の記録を粛々と綴っていますが、現地についてに役立ち情報なども随時アップしていく予定です。

 

今回はバルト三国の旅です。バルト三国は実際行って見ないとその良さが伝わらない国々だと感じました。三国を同じような国だと見られがちですが、実は全然違って、街の雰囲気、建築スタイル等全然違います。

 

例えば、北からエストニアはスウェーデンの影響が強く残っていて街並みは華やかで明るい印象、ラトビアはドイツのハンザ同盟都市だったため、街並みは重厚です。そして一番南のリトアニアはポーランドに近く影響されていたため、街並みは素朴で静かな雰囲気です。

 

今回は各国の首都を中心に自由行動の時間もたっぷりとって街歩きを楽しんできました。バルト三国はおすすめの観光地です。是非訪ねてみて下さい!

 

1日目 成田~ヘルシンキ~ヴィリニュス

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【ヴィリニュス旧市街】

午前、成田空港からフィンランド航空にてヘルシンキ経由でリトアニアの首都ヴィリニュスへ。到着後、ホテルにチェックイン。

                        (ヴィリニュス:ナリティス泊)

2日目 ヴィリニュス市内観光

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【ウジュヴィス共和国】

朝、ヴィリニュス市内にあるウジュビス共和国へ。素朴な雰囲気が印象的でした。一度ホテルに戻り朝食後、御膳まず向かったのは新市街の聖ペテロ&聖パウロ教会です。内部は2000以上の漆喰彫刻で埋め尽くされていました。

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【聖ペテロ&聖パウロ教会】 

その後、聖アンナ教会付近でバスを降り旧市街の見学へ。聖アンナ教会は皇帝ナポレオンが「我が手に収めてフランスに持ち帰りたい」と語った教会らしいです。

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 【聖アンナ教会】 

その後、ヴィリニュスらしい落ち着いた路地を通ってヴィリニュス大学、大統領官邸と見学し大聖堂へ。クラシック様式の白亜の大聖堂は他のヨーロッパの多くの大聖堂とは異なる風貌でした。また大聖堂前には「人間の鎖」の出発点がありました。

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【大聖堂】 

人間の鎖は、1989年8月23日に当時ソビエト連邦の支配下にあったバルト三国が独立運動の一環として行ったデモンストレーションです。今ではここで目を瞑って3回回ると願いがかなうと言う伝説があるのだとか。

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【人間の鎖の出発点】 

その後、ケーブルカーでゲディミナス城にのぼり、ヴィリニュス市街を一望しました。その後、バスで夜明けの門へ。病を治す奇跡で人々に信仰されている聖母のイコンを見学し昼食レストランへ。

f:id:life-as-a-guide:20210707212650j:plain 昼食は14世紀の修道院を改装したレストランにてリトアニア風水餃子「コルドゥーナイ」を食べました。

 

午後はヴィリニュスの郊外にあるトラカイへ。トラカイにはヴィタウタス大公がクリミア半島から傭兵として連れてきたカライメ人の家が並んでいました。通りに面する窓が三つあるのが特徴です。

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【トラカイ城】 

トラカイ城の中は当時の暮らしぶりがわかる博物館になっていました。王の寝室や会議室、武器の間などを見学しました。その後、ホテルに戻りました。

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                              (ヴィリニュス泊)

3日目 ヴィリニュス~カウナス~十字架の丘~リガ

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【旧市庁舎】

午前、リトアニアの第二の都市カウナスへ。まずは日本のシンドラーと呼ばれる杉原千畝氏の記念館(旧日本領事館)へ。カウナスや杉原氏に関する動画を見たり杉原氏が日本国の指示に背きユダヤ人にビザを発行し続けた教務室を見学しました。

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 【旧日本領事館と杉原地畝氏の執務室】

その後カウナス旧市街の散策へ。14世紀にドイツ騎士団に対抗するために建てられたカウナス城や白鳥の姿に例えられる旧市庁舎、ネムナス川、ベルク―ナスの家やヴィタウタス教会、大聖堂を見学し昼食は旧市街のレストランにて。ビーツの冷製スープや汽船の形をしたツェッペリーナイというリトアニアの郷土料理を食べました。

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午後、民族の祈りと悲しみの象徴である十字架の丘に立ち寄りリトアニアとラトビアの国境を越え、首都リガへ。到着後、ホテルにチェックイン。

f:id:life-as-a-guide:20210707213954j:plain【リガ旧市街】       

                     (リガ:ラディソン・BLU・リゼネ泊)

4日目 リガ市内観光

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【新市街:ユーゲントシュティール】

午前、まずは新市街のユーゲントシュティール(アールヌーボー)建築が集まる地区へ。映画監督として有名なセルゲイ・エイゼンシュタインの父親であるミハイル・エイゼンシュタインの作品が数多く見られました。

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【リーヴ広場】

その後、旧市街へ。自由記念碑、リーヴ広場、大聖堂、付属修道院、リガ城の順番で見学しました。現在大統領官邸であるリガ城内の歴史博物館では石器時代の生活道具や民族衣装、そして現代ラトビアの暮らしぶりがわかる品々が展示されておりました。

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その後、三人兄弟、聖ヤコブ教会、国会議事堂、スウェーデン門、火薬塔、猫の家と見学しリーヴ広場のレストランにて名物カプス・ティテニ(ロールキャベツ)を楽しみました。

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【三人兄弟】 

午後は引き続き旧市街の見学です。ブラックヘッドのギルド、聖ペテロ教会、教会前のブレーメンの音楽隊のモニュメント、聖ヨハネ教会、ヤニスの中庭を見学しました。

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【ブラックヘッドのギルド】

高さ123.25mの聖ペテロ教会ではエレベーターで鐘楼に上り、街のパノラマ景色を見学しました。その後は自由行動。

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【聖ペテロ教会からのリガの景色とダウガヴァ川】

                                  (リガ泊)

5日目 リガ 自由行動

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この日は終日自由行動でした。私は希望者と一緒に運河クルーズへ。街歩きとは違った目線で街を見学しました。その後、自由記念碑近くのレストランで早めの昼食をとり、午後はトラムに乗り中央市場へ。

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【中央市場】 

クッキーやチョコレート、ブラックバルザムなど、掘り出し物を探しながら買い物を楽しみました。夕刻、大聖堂のパイプオルガンのコンサートへ。その後、訪れた夕食レストランでは加藤登紀子さんの名曲「百万本のバラ」の素晴らしいBGMが。

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実はこの曲はラトヴィア生まれの曲だったのです。どこか物悲しいメロディーはラトヴィア苦難の歴史を感じさせるものでした。

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                                  (リガ泊)

6日目 リガ~パルヌ~タリン

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【パルヌ】

この日はエストニアの首都タリンへ。途中ラトヴィアとエストニアの国境を越え、エストニアの夏の都パルヌに立ち寄りました。昼食は帝政ロシア時代の別荘「アメンデ・ヴィラ」にて。美しい内装とおいしい料理を楽しみました。

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【アメンデ・ヴィラ】

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午後は旧市街の見学です。城壁の塔であったレッドタワーと18世紀に女帝エリザベートにより建てられたエリザベート教会、タリン門を見学しバスに戻ります。その後、一路タリンを目指しました。

 

タリン到着後、ホテルにチェックイン。夕食後、希望の方と一緒にホテルの24階のバーに行きました。旧市街が一望できる景色は最高でした。

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                    (タリン:ラディソン・BLU・タリン泊)

7日目 タリン市内観光

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【歌の原】

この日は終日タリンの市内観光です。まずは歌の祭典が行われる「歌の原」へ。祭典時にはここが10万人以上の人で埋め尽くされるのです。また国民と同じ視点で舞台を見守る作詞家であり指揮者であるGustan Ernesaksの像が印象的でした。

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【山の手地区からの景色】

旧市街は山手地区から見学をスタートしました。トームペア城、ロシア正教会のアレクサンドル・ネフスキー教会、2つの展望台、長い足通り、短い足通りを通り下町へ。

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【アレクサンドル・ネフスキー教会】

ラエコヤ(市庁舎)広場、市議会薬局、ブラックヘッドのギルド、カレリーナの小道、セーターの壁を通り旧市街のレストランにて昼食。午後は自由行動となりました。

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私はタリンカードを購入しミニ機関車に乗り旧市街を一周しました。その後、聖オレフ教会の257段の螺旋階段を登り旧市街のパノラマ景色を楽しみました。その後スーパーに立ち寄りホテルに戻りました。

 

夕食は皆さん一緒にレストラン「スリーシスターズ」にて。ここは2007年に上皇皇后両陛下が「エンペラーディナー」を召し上がった場所です。食後、両陛下が宿泊されたピアノ・スウィートルームも特別に見学させてもらいました。

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【スリーシスターズ】   

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                                 (タリン泊)

8日目 タリン 自由行動

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【ヴィル門】

終日自由行動日です。私は希望の方とタリンカードを利用しヴィル門近くから出発する日本語ガイド付きのシティーツアーブルーラインに乗り野外博物館へ行きました。

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ここは17~18世紀の各地方の農家を移築し公開しているところで、伝統的な農村の様子を見る事ができました。見学後、旧市街に戻り市内のレストランにて昼食、午後は再びヴィル門近くへ移動。そこから一般のトラムに乗りタリンの東2kmの位置にあるガドリオルグ宮殿と庭園へ。

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ここはロシアのピョートル大帝が2人目の妃・エカテリーナのために建てた宮殿です。しかしピョートル大帝はこの宮殿の完成後2年後に亡くなってしまい大帝と妃の2人がこの宮殿を使うことはありませんでした。

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現在この宮殿は国立美術館として利用されており、天井画が綺麗なメインホール、フランドル美術などを見学しました。見学後、シティーツアーレッドラインに乗り旧市街に戻りました。その後、ホテルに戻ります。夕食は全員揃ってタリンで一番と定評がある「Gloria」にて。

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                                 (タリン泊)

9日目、10日目 タリン~ヘルシンキ~成田

午前、自由行動。希望者とシティーツアーグリーンラインに乗り東郊外の緑豊かなピリタ地区をバスの車窓から見学しました。午後、いよいよ帰国の途へ。タリンからヘルシンキ経由で成田空港へ。お疲れ様でした!

                                  (機中泊)