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英語通訳ガイドとしての生き様を公開しています!

稼ぐ英語通訳になる!添乗員の資格は取るべき?

こんにちわ。ゆういちです。今回のテーマは、英語通訳ガイドとして働くために添乗員の資格はいるの?という話です。

 

このテーマについては私は強く主張します。

 
必要なのです!!!
 
今回は稼ぐ英語通訳として、なぜ添乗員の資格が必要なのかということを説明します。
 

 [目次] 

 

添乗員の仕事とは

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添乗員の仕事についての一般的な説明は以下となります。

「旅行会社の募集or受注型企画旅行(パッケージツアーor手配型企画旅行(修学旅行等))に同行し旅程を管理すること」

 

すなわち、添乗員は、決められた旅行計画(ツアーの日程表)に従ってツアーが安全かつ円滑に運行されるように交通機関や各種施設との調整や対応を行います。

 

また、予期せぬことが起こり予定された日程を変更せざるをえなくなった場合、代替案の手配とお客様の説明&調整も含まれます。具体的には以下のようになります。

 

国内添乗員

 出発前

  1. 各施設への確認の電話(最終人数、到着時間の連絡等)
  2. 必要な書類の準備、作成(これがまた、大量にあります・・・)
  3. お客様へのご挨拶電話&集合時間・場所の確認(ない場合もあり)

 出発後

  1. 各施設到着時、お客様の誘導&案内
  2. ツアー中、各施設への予定到着時間の連絡
  3. 観光地での集合場所&時間の案内
  4. ホテルのチェックイン&部屋割づくり
  5. バスの座席表作成(毎日お客様座席はローテーション)
  6. トラブル対応
  7. 日々の報告書作成
  8. 各観光施設での送客手数料(コミッション)の受け取り

 ツアー後

  1. 添乗精算&報告

 

海外添乗員

  上記の業務を基本と以下が追加されます。

 出発前

  1. 現地地理、歴史についての勉強&必要なハンドアウト作成
  2. 情報収集のために必要な書籍の購入
  3. 荷造り、医薬品、和食等の補充(スーツケース)

 出発後

  1. 各地での英語ガイドの通訳
  2. バス車内でのガイディング(ヨーロッパ等ではガイドがバスに乗らない為)
  3. お土産屋での通訳
  4. ひたすら続く勉強
  5. 国際空港での乗り継ぎ誘導、チェックイン等
  6. 自由行動日、希望者に向けた徒歩ツアー実施&事前の観光箇所の下見

ざっと挙げると、おそらくこのような感じになるかと思います。たぶん漏れていることもありますが・・・

 

お仕事の醍醐味としては、その達成感!

お客様に、旅の先々でその土地の魅力や名物を紹介することができ、楽しんでもらうためのツアーの段取りを一手に引き受けるため、ツアーが成功したときの達成感&お客様からのお礼の言葉、手紙、チップetc..は素晴らしい!

 

しかし!添乗員のお仕事は決して楽な仕事ではありません・・・

 

希望的側面から話すと以下のようになります。

 

まさに夢のような職業!仕事とはいえ、有名な観光地にて絶景&ご当地グルメに出会い、夜は素晴らしい温泉or 豪華なホテルでリラックスできる!しかも、何度も訪れることができ、さらにはお金ももらえる! 

 

絶望的側面からのお話は以下です。

 

仮においしい食事が出されても、食事中もいろいろあり、食べている暇がない(特に海外添乗)、お客様と同じ素敵なホテルに泊まっても、19時過ぎに浴衣に着替え温泉にいったらお客様より先に添乗員がくつろぐなとクレームが入る(私ではないですが・・)等、まったくくつろげない!

 

バスドライバー、現地ガイドのプライドが高い&キャラクターが濃すぎて、かなり気を使う(常に添乗員の立ち位置はバス会社(ガイド含む)とお客様の間に挟まれるサンドイッチ状態です。)

 

朝、お客様と会う度に、正直どうでもよいクレーム(朝食の白米が固かった、朝食の食べるものが少なすぎた、朝食が混んでいた、部屋が狭かった、部屋の入口に危ない段差があったetc..  (なぜか朝食のクレームが多い(笑))等、永遠に聞かされる。。。

さらにいろいろあります・・・

 

添乗員としての日々の仕事は、私にいろいろなことを勉強させてくれました。今いえるのが、あの時苦労&対処した一つ一つの細かいクレームが現在私がガイドとして生きる最大の武器だと感じています。

 

正直、今はどんな人がきても楽しませる自信がありますよ。

 

そして、あれだけ苦労したのに、私はいまだに添乗員という仕事にすごく愛着があります。たぶん、私はこの仕事が好きなんだと思います。

 

結局、人のために自分を犠牲にしてまでお客様を喜せられるか?というとこだと思います。それができない人は、おそらく添乗員どころかガイドには向いていません。もっというと自分のプライドを捨てられない方はガイドはできません。

 

添乗員になることメリット

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いままでマイナスなことしか書いていませんが、添乗員になるメリットはたくさんあります。まとめると以下となります。

  • 現地の地理&歴史がわかるようになる
  • 忍耐力が極限まであがる
  • 社会人としての立ち振る舞い&言葉づかいが身につく
  • なぜかなんでも解決できると考えるようになる&ムチャ振りに強くなる

現地の地理&歴史がわかるようになる

これは説明がなくても想像してただけるでしょう。添乗員になれば、お仕事として旅に出られます。基本的にツアー中はバスドライバー、ガイドが同行し、1日3食付きです。(もちろん例外もありますが。)

 

もちろん、ツアー前の自主学習はマストです。このように半ば、強制的に勉強させられ実地研修を繰り返すことで知識があなたの血となり肉となるのです。

 

忍耐力が極限まであがる

添乗員の仕事はなんでも屋です。24時間体制で理不尽なことしかお客様から求めら続けると気が付けばあなたの忍耐力は世界最高レベルに到達するでしょう。

 

社会人としての立ち振る舞い&言葉づかいが身につく

お客様はシニア層が多いです。汗水たらしながら仕事をしていると、立ち振る舞いは自然と身につきます。言葉づかいも、私は現場で何度訂正されたことか。

 

大切なことは、全て謙虚にうけ止めることですね。私は、今昔の経験がかなり役にたっています。添乗員経験がなかったら今の自分の仕事のスタイルが考えられません。

 

なぜかなんでも解決できると考えるようになる&ムチャ振りに強くなる

添乗中はなんでもこります。一部の例を挙げると・・・

 ・お客様が怪我をするor病気になる

 ・お客様がパスポートを無くす

 ・お客様が地下鉄等の切符をなくす

 ・お客様が美術館で迷子

 ・お客様が予定の時刻にかえってこない

 ・現地ガイドと待ち合わせの場所にガイドがいない

 ・現地ドライバーと待ち合わせの場所にドライバーがこない

  

例を挙げていくときりがありません。不思議なのですが、全てなんとかなってしまうんですね。これはほんと不思議です。

 

これまで何度胃袋が張り裂けそうになったかはわかりませんが、全て神様がすくってくれました。これらの経験を経て、今では何がおこってもなんとかなると思っています。

 

お客様からよくいわれます。トラブルなのに、動じてないよね。

過去の経験に感謝しかありません。

添乗員になるためには

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 添乗員として働くにあたっては「旅程管理主任者」の資格を保持している必要があります。この資格をとるには以下3パターンがあります。

  1. 旅行会社の社員になり資格研修&試験を受ける
  2. 添乗派遣会社に登録する
  3. 通訳案内士団体の行う模擬研修&ツアーに参加する

1.については会社の社員になることを意味するため、この記事を読まれる方には該当しませんが、私はこの方法で取得しました。

 

この資格は一度取得してしまえば5年毎の更新手続きを継続すれば半永久的なものです。私は当時の会社に現在在籍していませんが、資格は更新中です。

 

2.が比較的一般的かと思われます。添乗派遣会社には添乗派遣を専門とする担当者が在籍し新米添乗員の研修&お世話役を担当しています。(私は以前こんな仕事もしていました。)

 

派遣会社に登録となれば、資格をとるための手順等、親切に教えてくれますので一番楽な方法と言えます。

 

3.についてですが、通訳案内士団体が運営する企画で通訳ガイド研修&模擬ツアーというものがあります。経験ある通訳ガイドが講師となり、通訳案内士の駆け出しの方々を対象に行う研修&ツアーのことを指します。

 

通常参加費用は高めに設定さえていることが多いですが、このツアーに参加すれば、ツアー中にガイドがどのようにお客様に案内をするかを学ぶことができ、さらには研修&ツアー終了後、旅程管理の免許がとれてしまうというものです。

 

ただ!

 

旅程管理の免許を最短でとりたい方には良いのかもしれませんが、個人的にはおすすめできません。模擬ツアーであることは間違いありませんが、お客様は通訳案内士見習いの方なので、現場には緊張感がなく、実際の現場とは程遠いからです。

 

添乗を学ぶのではなくガイディングを学ぶということであれば、とても効果のあるものだと思います。

添乗員研修の大まかな流れ

上記1~3のどの方法をとっても、研修の流れは概ね一緒です。以下を参考にして下さい。

 

①日本添乗サービス協会実施の「国内、もしくは総合(海外)旅程管理研修」を受講

※国内は2日間、総合は3日間

                 ↓

②各科目毎の修了テスト(旅行業法、約款、実務)※合格点は各60点以上    

                 ↓

③実地研修

 主任添乗員の運営するツアーに見習いとして同乗

 ※国内旅程管理の場合は国内or海外、海外旅程管理の場合は海外のみ

 

※経験のある添乗員により運営される模擬ツアーへの参加も上記実地研修を行った経験として扱われる。(これが通訳案内士研修のトリックです。)

 

研修費用について

日本添乗協会(TCSA)が行う研修の場合以下となります。

これを基準に各添乗派遣会社で独自のテキストを発行していたりしますが、基本的には料金はほぼ同額です。

 

 国内旅程管理 26,000円 総合旅程管理 36,000円(語学教本無)

                    38,400円(語学教本有)

 

上記研修をクリアした後、ツアーに同乗する実地研修があります。残念ながら、ツアー参加費については別途実費となります。経験上、目安としては以下くらいです。

 

 国内実地研修(3日間)20,000円くらい 

 海外実地研修(10日間)ヨーロッパ 200,000円 くらい

       (6日間) アジア                60,000円くらい

 

※どうせやるなら海外も!と目指される方は、少々高額ですがヨーロッパに行くことをお勧めします。なぜならば、ヨーロッパとアジアの添乗スタイルが違うからです。

 

アジアの大体の国はガイドが優秀で日本語が堪能です。しかもガイドが*スルーガイドなので国内添乗業務とそんなに変わりません。

 

ヨーロッパ、北米等はガイドが*スポットガイドで、さらにはバスも日ごとに変わったりします。なので、仮にアジアで研修を終えているとしても、ヨーロッパに行った時泣くことになります。

 

ちなみに私の研修はトルコ(スルー日本語ガイド)、初添乗がトルコ、そして次がスイス(スポットガイド&バス)で現地で毎日泣きが入ってました。

 

*スルーガイド:ツアー中、ずっと一緒にきてくれるガイド。もちろんバスの中でも案内してくれます。

*スポットガイド:ツアー中の一部のみのガイドです。例えば、目的地がフランスのヴェルサイユ宮殿であれば、宮殿でミートし終わったらバイバイという流れ

登録お勧めの派遣会社

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登録派遣会社はいろいろあり、給与体系、システム等、それぞれに違いがあります。

各担当者の話をいろいろ聞いてみて気に入ったところに登録すると良いと思います。

 

ポイントは、各社縄張りがあり、この会社はJTBの仕事が多い、一方であの会社は阪急トラピックスが多いということがあります。

 

記事を読んでくれている皆さんは、きっとインバウンドに強い会社をお探しでしょう。

以下、私が考えるインバウンドに強い派遣会社様です。

    株式会社TEI

    株式会社旅行綜研

 株式会社ヒト・コミュニケーションズ

 

インバウンドのガイド登録については各社それぞれに登録を持っているというガイドの方の話を良く聞きます。これについては問題ありません。

 

しかし、添乗業務については違います。どの派遣会社も、一人の添乗員が何社かにまたがって登録を持つことをあまり歓迎していません。登録の際にはそのあたりの事情についても聞いてみると良いですよ。

 

余談ですが、私が添乗派遣会社を辞め独立した時、その会社に英語ガイドとして登録を残し、ガイドがメインで、体が空けば添乗にも乗るというスタンスで働いていました。

 

インバウンドの仕事がないときに、ちょうど国内添乗の仕事が入ったりかなり助かった記憶があります。皆さんもご自身のライフスタイルに合うかたちで是非登録してください。

まとめ

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今回は添乗員の仕事について、私の経験をふまえてご紹介しました。

 

稼ぐ英語通訳としていずれは活躍される皆さまのステップアップのためという視点から添乗員になるメリット、添乗員になるための方法、そして派遣会社について、かなり詳細に情報を提供したつもりです。参考にしていただけますと幸いです。

 

 添乗員になった!経験も積んだ!

 次は通訳案内士の試験かな!?という方は以下の記事を見てみて下さい。

 
   稼ぐ通訳ガイドになる!本業ガイドへの最短ステップ! 

   稼ぐ英語通訳になる!通訳案内士試験 独学一発合格への道

  英語を話せるようになりたい!英語ガイドの視点からのお勧め勉強法

 

    私の過去の旅行記も以下でUPしてます。海外旅行&添乗に興味がある方は是非!

 Compathy 

 

 
ワインが好きでフランスのワインマラソンに出ています。

 2014年 メドックマラソンに個人参加しました ~登録から参加までの流れ

    2014年 メドックマラソンに個人参加しました ~大会前日の流れ

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